※色々あったことを自分が思い返せるように、事細かく綴っています。動物の排せつの部分も包み隠さず綴っております。うんちだ、うんこだと品の無い言葉遣いが多いですが、備忘録としてそのまま綴ります。その様なことが苦手な方はお気を付けください。
5月12日(日)
事の始まりは、パパが5月12日のお昼頃、『近所のお宅の使っていない物置の中で野良猫が3匹子供をうんじゃって、困ってるんだってさ。白と黒がいるらしい…』と言いだしたのですよ。『白か~、白い猫って結構憧れてたからなぁ。白ならいてもいいかな~』と、やんわりと願望を言っておいたのですよ。
前から猫のブログばかり見てるし、両親宅のゴンタが亡くなり、マリンが心を通わせられる仲間がいなくなってしまい、いつかマリンと気の合う仲間がこの家の中にいたらいいなと思っていました。犬ではなくて、猫で…。でも、大人の猫は断固拒否なのはわかっているので(ゴンタは本当に特別でした)、もしうちの庭先に子猫が現れたらいいなー…なんてずっと思ってました。
そしたらこの話…。でも、そのあと立ち消えになっちゃうのかな、猫が逃げちゃったらそれでおしまいだろうね…なんて感じでいたのですが、晩御飯の時に『猫ってどうなったの?』と聞いたのですよ。そしたら、晩御飯の後にパパが近所の方に電話しちゃって、『今から受け取りに行くから』って…
はぁ?
こんな突然???
『だって、相手は困ってるし、受け取らないと保健所とか言ってるんだよ?今しかないだろ?いいんだな?行くからな?』
…と、こんな感じで始まったのが夜8時過ぎでした。
猫との暮らしの願望はあったよ、だけどある日突然ってありか?
あとはもう、ただただオロオロと、何を用意したらいいのかと家の中を歩き回りながら『箱だ箱!無い!!えー、どうしよう!』と両親宅に電話して、電話の向こうの母は呆れた感じで『箱は無い』とのこと。あとは、チコの老犬介護で散々使ったダイソーのワイヤーネットを結束バンドで結んで、とりあえずの囲いを作ろうとなりバタバタ…ドカドカ…
そのうち電話が鳴り『白い猫は母猫と逃げちゃっていないけど、白黒のがいるけど、これでいいよな?』と…母猫から無理やり白猫を引き離すわけにもいかないし、残されたその子で良いよ言うことになり夜8時半ごろにパパが連れて帰ってきました。
玄関のインターホン越しに、大事そうに抱きかかえている姿を見て、その小ささに驚愕…
※足先が靴下みたいに白い猫の種類を【靴下】と言うようです。
廊下で待機してもらい、マリンを呼んで会わせました。
驚くほど落ち着いて迎えたマリン。相手は子猫、静かににおいを嗅いで吠えもせず、唸りも、威嚇もせず、大人しく対面しました。
すぐに大急ぎで作ったサークルの中へ入れてあげます。
あとはもう、猫用品が何一つない我が家なので猫砂と子猫用のフードを買うために出かけなきゃなりません。お風呂から出てきて突然の事によく状況がつかめてない次男。マリンのお出かけ用のドライブボックスに入れられた子猫を預けられ(ネットの蓋が付いています)、マリンがちょっかい出さないよう見ててくれと言われ、なんだか呆れ顔というか、ちょいむくれ顔というか…
大急ぎで夫婦で24時間開いているドラッグストアへ向かい、猫砂と子猫用フードを買い、使えそうなダンボールをもらって帰ってきたんだけど…うちに到着する直前に次男から驚きのメールが入ります。
次男『もう一匹連れて来ちゃったんだけど』
母『は?』
次男『持ってきちゃったんだよ…』
※キジトラ猫の中でもお腹や足が白い猫は【キジ白】と言うそうです。
帰宅して子猫がいるはずのドライブボックスを覗き込むと、もう少し白っぽい色をしたキジ白猫が最初に来た靴下黒ちゃんに顔をうずめてました。『もう一匹見つかったよ、こっちも可愛いだろー』と押し付けられちゃったと…💦
一応抱き上げてお顔を見ましたが小粒ちゃんで、後脚とお尻周りがウンコまみれ…生々しい臭さではないものの、ちょっと臭う…
こんなことってあるんだ…
まさかの、びっくりの、驚きの、信じられない数時間でした。
ドラッグストアからもらってきた大きな箱に2匹を入れて、途方に暮れました。マリンは必死に立ち上がって覗き込もうとします。とりあえずご飯を出したけど匂いは嗅ぐけど食べようとせず。でも、靴下黒ちゃんはちょっと好奇心旺盛なのか顔をあげてこちらを見るし、声をかければ鳴くし、フードをつまんで口元に寄せれば舐めます。でも食べられないみたい。舐めるだけ…子猫用牛乳は指先につけて寄せると舐めてました。あとから来たキジ白ちゃんは何をしても今一つって感じでした。
↑↑コーフン気味ではぁはぁ…のマリン。
ネコ用トイレはどうしていいかわからず。うちにある大きめのタッパーに買ってきた猫砂を入れて置きました。
時間はもう深夜になろうという頃。ご飯は食べないし、これ以上何もできることはありません。
ただ見つめるだけ、マリンはひたすら立ち上がって見たり、のぞき込んで見たり、ちょっと吠えちゃってたけど威嚇という感じではありません。興味津々というのかしら、不思議な態度です。私が子猫を抱き上げると、必死に『私にも見せて、触らせて、におい嗅がせて』という態度なのですよ。明らかに敵意むき出し感はありません。やっぱり子育て経験のあるマリンは母性本能があって、子猫に興味がわいたのかなと…勝手に考えてみました。
あとはもうすることが無いと分かると、パパも次男も二階へ…一階に残されたお母ちゃんとマリンと子猫2匹…ちゃんと育てられるのか?まさかの展開だったのに、二匹目も登場でさらにまさかが重なり、我が家はどうなるのか?何はともあれ、明日は動物病院へ行かない事には何もわかりません。興奮冷めないマリンと布団に入りますが、居間のダンボール内の猫たちの動く音がすると私もマリンもすぐに目が覚めてしまいます。そのうち、マリンに使っていたペットヒーターの上で2匹でくっ付いて寝ている姿を見て、ホッとして眠りについた初日でした。
逃げた母猫と白子猫…どこかで生き延びていますように…
最近のコメント