マルの命日&チコの納骨
マルの二回目の命日です。あれから二年…二年後にマリンというマルの妹分を迎えているとは考えてもいませんでした。マルとは顔も性格も全然違うけれど、触った感触、後頭部の香り、お耳の匂い…夜のお布団の中で抱き寄せたときの感じがマルを思い出させてくれます。チコ亡き後に、一時はワンコとの生活を諦めなくちゃならないかもしれない時期がありましたが、チコが亡くなって数日後にママ友の愛犬の鈴ちゃん(シー・ズー)を預かり、夜には顔が疲れるほどの笑顔がいっぱいの半日を過ごして、私にはワンコがいないとダメなんだと思い知りました。パパの許しが出て、チコの49日を待たずにマリンの里親になりましたが、あの時日数にこだわってマリンをあきらめなくて本当に良かったと思います。何か引き寄せられるものが感じられる不思議な期間でした。口ではうまく説明できないけれど…確かにチコとマルに導かれていたような気がしました。
この日にチコの納骨をしようと決めていました。マルの命日にチコを連れて行き、1月5日の早朝に合祀墓地に散骨できるようにしようと考えていました。
最後に一目会いたくて、ふたを開けてお骨を撫でておきました。ちゃんと頭部が一番上にしてあったので、たくさん頭と口元を撫でてあげました。
チコの骨壺の模様は【すずらん】です。私が選びました。すずらんの花言葉のいくつかの中に【幸福の再来】と言うものがあると知ったのは、マリンがうちに来ると決まった後でした。いくつか選べる骨壺の柄の中から、迷わずにすずらんを選びました。直感というものなのでしょうか…本当にマリンと言う幸福がやってきました。
チコちゃん…来月にはマルと一緒のお墓に行かれるんだね。お兄ちゃんが(長男)来年2月にはひとり暮らしを始めるよ。それまでにはお墓詣りに来るからね。マルと一緒にこれからの家族を見守ってね。よろしく頼むよ。
マルちゃん…二年たっても愛しさは全く変わらないよ。これからもずっと変わらないよ。これからもずっとずっと愛し続けるからね。そして、妹分のマリンを見守ってあげてね。お願いね…
今年は元旦に義父の急逝と言う幕開けでした。相変わらず私は周りに心配と迷惑をかけっぱなしの一年となってしまいました。未だに自分のすること、これからしなければならない事の不安が拭い去れずに今に至っています。来年は少しでも前を向けるといいのですが…
チコに対する懸命の介護、そして見送り…そしてマリンとの出会い。とても目まぐるしく、心の中の動きが激しい一年でした。来年は長男がひとり立ちします。心配は計り知れません。子離れできないと思われるでしょうが、最近は口げんかが増えたとは言え、会話の多い親子でもあるので密着した22年が終わるかと思うと、その先の生活に気持ちの切り替えがうまく出来るかどうかと言う不安があります。もう22歳ですから、何とかなるでしょうが…
明日の大晦日はマリンと二人きりです。息子たちはバイト、パパはすぐ前の実家に泊りです。マリンと【笑ってはいけない】を見て、少しでも笑って2011年を送りたいと思います。
今年、こんなブログにコメントを寄せてくださったり、メールなどで励ましやアドバイスを下さった皆様、ありがとうございました。
そして、老犬介護仲間である皆様、皆さんの愛犬が少しでも長くご家族と優しい時間を過ごせますように願っています。
また来年…どうぞよろしくお願いいたします。
来年もマリンがジジ&ババと仲良く過ごせますように。
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