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2011年10月11日 (火)

チコと私の本当の仲~チコへの懺悔

私が以前フジテレビの取材を受けて庭にサンダルを盗みに来るキツネを写すため、庭に定点カメラを1か月設置したことがありました。その頃が2009年の7月~8月でした。取材班が何度か家に来ましたが、その頃に初めてチコのおかしい様子があったのです。ゴミ箱のゴミ(ティッシュ)を散らかし、バラバラにしたのです。今までチコがそんないたずらをしたことがありませんでした。そして、そのころから急激に散歩で足腰が弱くなりだし、散歩の最後にはこっちに引っ張られて帰ってくるという状態でした。

8月の末に取材の全てが終わり、チコの症状は悪化していきました。その頃は私の体調が最高におかしいときでした。取材があれば気持ちがアップアップしていて、でも私生活では色んな事の全てが上手くいかない最悪の状況のころでした。気持ちがアップしているときと、沈んでいるときの落差がものすごく激しく、夜も眠れなくなり、ふらつきや、気持ちの滅入り、動悸がひどくなってきているころでした。2009年9月23日に玄関先でひどいめまいを起こしてひっくり返り、(たぶん玄関に頭をぶつけた)おでこにタンコブを作り、次男が見つけてくれました。そこから私の療養生活が始まり、チコの介護も本格化しました…。

その前に、我が家は引っ越しを考えねばならない時がありました。どうしてもチコマルを連れて行くことが許してもらえませんでした。どうしても、どうしてもと願いましたが叶いませんでした。何とかマルだけでも連れて行きたいと願い、チコは私の両親に預けると勝手に決心したのは私です。両親もチコだけなら預かると申し出てくれていたので…会いたければ毎日会いに来ればいいと言われ、泣く泣くチコを預ける決心を勝手にしました。チコは毛が抜けるし、暴れて爪の音が響くし…連れて行かれないと判断した理由でした。結局引っ越すことは出来なくなり、チコマルと離れて暮らすことは無くなりました。

ブログでは何度も触れていることですが、チコと私はあまり仲良しではありませんでした。

チコはうちに来たころからパパ寄りでした。かといって、パパの言うことを聞いたというわけではありませんでしたが、明らかに態度がパパ寄りだったのです。私はそれが面白くなかった…チコはペットショップの入り口付近に置いてあったケージに入れられていた里親募集のワンコでした。チコを引き取る際に、ペットショップの方に半年間は様子を報告してほしいと言われていたので、定期的に通っていました。その時に、マルとの運命の出会いをしました。

私とマルは相思相愛(笑)。お互いに一目ぼれ?パピヨンと一緒のケージに入っていたマルは、私を見つけたとたんにものすごいアピールを始めました。前足フリフリのお願いお願いポーズをずっと私に向けてやってくれていたのです。後はパパを説得し、マルはその日のうちに我が家の、特に私のアイドルとなりました。

チコの機嫌が良いわけがありません。その日から、ますます私との仲は冷め、チコは痴呆の症状が出てくるまでの13年間、私から『天邪鬼、気取り屋、甘えたいのに素直に態度に出せない犬』と言い続けられました。

本当は心の中ではすごくチコが好き、きっとチコもお母ちゃんの事が好きでいてくれたと思います。お互いにちょっとしたことでそっぽを向いてしまい、仲よくなりきれない間のままでした。それでも、先住犬はチコでしたから、チコの面目をつぶさないためにも、何事もチコを優先でやってきました。ご飯、トイレ、おやつ、散歩の位置もすべてチコが先でした。そんなことくらいでチコの心はお母ちゃん寄りにはならなかったでしょうけれどね(笑)

そんなこともあり、特にチコを手放す決心を一度でもしてしまった事の懺悔の気持ちが、チコに対する徹底した介護に繋がったのだと思います。本当は愛していたよ、本当は凄く大切だったんだよ…と。

チコはお母ちゃんの事を許してくれていただろうか。お母ちゃんが頑張るだけ、弱ったチコが何度も蘇った…これがお母ちゃんに応えてくれたことなのかな。

チコにこんなに熱烈なチューができる日が来るとは思ってなかったよ。

チコが亡くなって早くも2週間が経ちました。今日は何となく、不思議な一日だったのです。どう説明したらいいのか分からないのだけど…

そんなことしちゃいけないと思いつつも、何かを探し求め続けていて…何日も前から一つの事が気になっていて…それを毎日目に入る機会があって…

来週の半ばに大きな動きがあるのかもしれません。こんなに早くても、チコにはちっとも申し訳ないという気持ちが湧かないのが何とも不思議なのですよ…


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