チコ婆やに活を入れてみる
あのね…チコ。あなたは15歳と6か月くらいになるけれど、ワンコ世界ではまだまだ元気なワンコがごろごろいるんだよ。
病院の先生も言ってたし、お母ちゃんも同じように思うんだけど、『(寝たきりになって、流動食になるなんて)ちょっと早かったよね』…って。
この前テレビで見たワンコは、15歳でしっかり四本足で立ち、『にゃ~お』って鳴いて番組のゲストに大笑いされてたし。
チコさん、今のあなたは何でしょうか?
完璧な寝たきり、おしっこやうんちもおむつの中かお母ちゃんの絞り出し。抱き上げたついでにダラ~っと垂らしちゃうことも多くなりましたね。
…まあね、ここまでは老化や老衰と言うことで致し方ないだろうし、なってしまったものはとやかく言うのはやめようと考えてあげましょうか…
だけどね、チコさん?
食べないってどういうこと?飲もうとしないって、どういうこと?何かあちらに急いで逝かなきゃならない理由でもあるのかしら?マルが呼んだとか?
もう、りんごジュースにすらつられなくなり、ありとあらゆる食べ物に対して無反応となり、シリンジで注入されたものは頑として飲み込もうとせず、あれやこれやとお母ちゃんに口をこじ開けられたり、スプーンを突っ込まれてみたり、水を入れられたりと…嫌な思いをして飲み込ませられるのはどうなんだろう?お母ちゃんも嫌だよ。
美味しくないとかを通り越した、『食べたらアカン』というお空からの指令でもきているんでしょうか?
心雑音無し、内臓も問題なし、血液検査も特に問題なし…毎日立派な理想的な形のウンチが出ていたし…
じゃあ、まだまだ大丈夫なんて1か月前には思っていたのに…。今月のフィラリアのお薬はもらいに行かれるような状態じゃなく、息子に薬をもらいに行ってもらったのよね。
チコさん、本当にこんなことでいいのかね?何の未練もないのかな?
見えないから?動けないから?何にもここにすることはなくなったのかな?あちらの世界で自由に動き回りたくなったの?
前足をフリフリしている姿、ヨダレをたっぷり垂らし続けている姿、いつもみたいに空腹過ぎて吐き気が出ちゃって、結局何も出ないで終わる姿…まだ食べられるんじゃないかと、心でお母ちゃんはアナタの再起を期待しているんだけど…
チコ、あなたはまだ大丈夫だと思うのよ。
食べてみなよ、食べなよ、食べなさいっ!
しっかりするのよ!!!
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コメント
我が家にも同じ状態の14歳5ヶ月の愛犬がいます。スポイトで流動食、ポカリ等を与えますが飲み込むことが難しくなってきてます。今日は痙攣が何回もあったので午前、午後病院に行きましたがいつ呼吸が止まってもおかしくない状態で肺の機能も低下して息をするのも苦しそうでもう長くはないから辛い思いをするなら安楽死することも考えてあげて下さいと言われました。病院からの帰り道は涙が止まらず今もどうするのが愛犬のためになるんだろうと答えが出ません。
投稿: メグ | 2011年9月10日 (土) 20時30分
★メグさんへ
コメントをありがとうございます(^^)
お互いにつらいですね…メグさんのワンちゃんは呼吸が苦しいとのこと…痙攣も頻繁では見ている家族もショックが大きいこととお察しいたします。チコにはまだ痙攣と言う経験がなく、息も苦しそうではありません。先週と比べれば多少呼吸の方法が変わってきてるかなとは感じますが…
愛犬が目の前で痛みや呼吸困難の苦しみに悶えて意識がなくなっている…そしてそれがまったく治る見込みがないというのであれば、飼い主としての救いを差し伸べる意味で安楽死も考えなくもないかもしれませんが…難しいところだと思います。実際、マルが脾臓破裂かもしれない手術をするのか15分で決めてくれと迫られたとき、今後も苦しみ続けるのだろうかと思い思わず安楽死の選択は無いのかと先生に聞いてしまうくらい動揺しました。結局はわずかな希望にかけて手術をして3日後に亡くなりましたが…
その時に、手術を選ばず、たとえ余命1日と先生に言われても(実際に言われました)自宅に連れて帰り、抱きしめて苦しくてもそばにいるよと、安心させながら看取ってやるべきだったと後悔しました。今でも心に引っかかっています。
チコには今後、痛い検査、痛い手術、痛い処置は望みません。チコがあちらに歩きたくなったら…それまでの間は痩せてしまって苦しいときがあるかもしれないけれど、悲しいけどできるだけそばにいて息を引き取るその時まで撫で続けてあげたいと思っています。
でも、安楽死が悪いとは全く思っていないのです。状況と場合がありますから…飼い主さんとワンちゃんの絆、いろいろとおありでしょう…答えはそんな簡単に出ませんよ、メグさんが苦しんでしまうお気持ちは痛いほどわかります。
チコにもメグさんのワンちゃんにも、少しでも一緒に穏やかに過ごす時間があることを願っています。
投稿: ともちん | 2011年9月10日 (土) 22時03分