« チコのベッド改良【その1】 | トップページ | チコのベッド改良【その3】(動画あり) »

2011年8月31日 (水)

チコのベッド改良【その2】

続きです。

チコの腰骨が浮き出た部分が少し赤くなってきました。床ずれの一歩手前かもしれません。チコは体の向きによっては激しく足を動かして暴れるのもあって擦れまくっちゃうのでしょう。おむつである程度カバーできている部分なのでこの程度ですみますが…

これからはクッション性が良く、通気性があって蒸れないもの、なおかつ冬には工夫次第であたたかいものを探し回りました。そして、老犬介護のブログなどで良く見かけたものが【ブレスエアー】というものでした。人間用の介護にも使われるような品物です。

ブレスエアーがどんなものなのか…こちらで説明するより購入したお店のサイトでご覧いただく方がわかりやすいと思います→【爽快潔Living…ペットケアマットについて】

私が毎日足繁く通う、ワンコに囲まれて暮らしている憧れのお宅である仮ボス様のブログ【居候犬の生活】…そちらで飼い主を求めている保護犬を一時預かりするボランティアをなさっている、仮ボス様宅のワンコたちが乗っかっているクッションがブレスエアーだとわかり、余計にブレスエアーに興味を持ちました。ちょっと質問をしてみたら、寝床にしているバリケンの中に敷いているものから、わんこ達が普段くつろぐ床の上もすべてブレスエアー。使い古したブレスエアーは捨てずに人間の座布団にリフォームしたりするくらい使いこなしてらっしゃいました。

そして、一番注目することが…仮ボス様宅でかつて飼われていたダルメシアンのクラッチちゃんが要介護犬となり寝たきりになった時にもブレスエアーを使っていたという記事でした。仮ボスさんのHP【HEY HEY CLUTCH】内にある【週刊シリーズ】のなかの【老犬介護ラプソディ】の記事の中で紹介されていました。

仮ボスさん宅の保護犬の話、老犬たちの介護の様子、ご自宅のワンコの話…どれもこれもユーモアたっぷり、たとえ介護の話でも明るく下向きの記事が全然なくて…。私はブログでは気持ちをかなり正直に出すので、時々沈んだ内容になりますが、仮ボスさん宅を読みに来るとまた上向きになったりできてとても励みになるところです。

今回このようにブレスエアーを購入するにあたって仮ボスさん宅を紹介できることが嬉しいです。仮ボスさん、ブログでの紹介を了承してくださってありがとうございます

それからは日々ブレスエアーを使っている老犬ブログを巡り、その良さを確かめてやっと決心しました。日々ちまちまと貯めているアンケートモニターのポイント…すべて使い切りましたさ!最近はポイントは全部チコ婆やのために使ってばかり(笑)。今度こそは任天堂3DSにしようと思っていたんだけど、ブレスエアーに化けましたわ。

注文したところは、【爽快潔Living】というお店です。ブレスエアーはキッチンばさみなら軽く切れるので自分サイズにできるそうですが、ブレスエアー素材のみの販売があり、簡単な裁断ならば無料でしてもらえ、お値段も切り売りなのでお安く買える可能性があります。

今回はまずためしにチコのベッドの上に敷いてみたいと思ったので、ベッドの内寸65㎝×65㎝でカットしてもらったのを2枚注文いたしました。

ちなみにお値段は中密度ソフト3.5㎝を65㎝×65㎝で4400円でした。

いよいよブレスエアーを敷きますよ~。今回はワイヤーシェルフの上に直接乗せたので前回より通気性は良いはずです。

このように、一枚を洗濯に出しても予備が使えるようにしたかったので2枚注文したのでした。

綿100%のタオルガーゼケットを包みました。ほかの老犬介護ブログのみなさんも、ブレスエアーには通気性のあるバスタオルやキルトケットなどを乗せて使っています。真冬などにはブレスエアーの下に座布団や毛布などを敷けば、ブレスエアーがあたたかい空気を含むので底冷えせずにあたたかいそうです。

まだ使って数日ですからね(笑)。でも触ってみた感じは以前のいろんなものを敷き詰めていたのより弾力性に富み、腰骨などには負担が少ないように感じます。

それに、寝返りをさせるときに抱き上げると、チコの身体がホッカホカじゃないです。寝床を触ってみても熱がこもっている感じが以前よりはるかに少ないです。

爽快潔Livingの支配人の小林さんからメールが届きました。こちらのブログを見に来てくださったようで、ドーナツ枕に顔を突っ込んでいるチコの画像を見て、ワンコ用の枕のアイデアが湧いてきたそうです。ぜひぜひお願いします!!

枕と言えば…実はドーナツ枕に首を突っ込んだらクッションとして楽そうだった…のですが、気を良くして2日ほど事あるごとにやっていたら…首回りの毛がパックリと割れてまるで毛がごっそり抜けて禿げてしまったのかと思うほどでした。実際は抜けてないのですが、ちょうど首回りにクッションの縫い目が来るので擦れているうちに地肌が見えて禿げてしまったかのように見えたのでしょう。でも下手すると擦れて赤くなる可能性もあるようなので、その後はこんな使い方はやめました。

その後、上の画像にもあるように真っ赤なやわらかいU字クッションを見つけたのでさっそく使っています。

これは近所のヨーカドーさんで1000円で安売りしていたのですが、帰宅して開けてみたら何やらコードが出てきました。ひっくり返してみたら…↑の画像のような丸いものがついていました。これって…スピーカーなんですよ(笑)。ウォークマンなどをつなげてクッションから音楽が流れるようにするものなのかな。さすがにそんな使い方はしませんが…購入するときに何の表示もなかったのでびっくりでした(笑)

あと、灰色のクッションは旅行用の携帯枕かな…自分で空気を注入して使うもので500円でした(笑)。あまりパンパンに空気を入れずに使ってみたら快適そうでした。

チコはあとどれくらい生きるかわかりません…いつ食欲がなくなり、一気に老衰が進むかわかりません…

でも、何かをしてほしくて鳴いて訴えてきたり、ご飯の時間が近くなるとよだれをたっぷり垂らして鼻を鳴らしてご飯を欲しがるのを見ると、痛くなく苦しくなければできるだけ長くそばにいて世話をさせて欲しいと心から思います。

少しでも快適にさせてあげたい、出来なくてもいい床ずれを作り痛く不快な思いをさせないためにもいいものを選んであげたと思えるように、ブレスエアーを使いながらもますます寝返りに励み気を付けてあげたいと思いました。

チコさん、チコさん…

この次の目標は…年を越すことですよ!頑張ろうね!

----------------------------

チコが流動食になるころに、チコあてに使いやすいシリンジを送ってくださったおつねさん宅のワンコちゃん(ムースちゃん、シー・ズー♀ 12歳)が今朝虹の橋を渡りました。

私と同じく、毎日介護をし、夜もぐずったり、なだめたりと…日々寝不足に悩まされながらも献身的な介護を受け、たくさんの愛情を受けて旅立ちました。ムースちゃんは保護犬だったそうです。保護されおつねさん宅に引き取られるまでつらかった生活だったかもしれませんが、たくさんの仲間(同居犬)とあたたかいパパとママに可愛がられて、辛かった過去も忘れるような毎日を送れたことでしょう。最期はおつねさんからのあったかい愛情のお布団に包まれて逝かれたことと思います。

ムースちゃんのご冥福をお祈りします…

にほんブログ村 犬ブログ 老犬・高齢犬へ

| |

« チコのベッド改良【その1】 | トップページ | チコのベッド改良【その3】(動画あり) »

老犬介護」カテゴリの記事

愛犬ネタ2011年」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« チコのベッド改良【その1】 | トップページ | チコのベッド改良【その3】(動画あり) »