虫の息のデスクトップから何とか更新です~。
画像編集も何度も落ちましたが、6月2日まで持てよと画面にガンを飛ばし(笑)、ビビらせて起動させておりますです。
さて、もうすっかり寝ているだけの生活となってしまったチコ婆やのために、移動できる介護ベッドを作ろうと奮起しました。
まぁ、ちゃちな物ですができました。近場のホームセンターでアイリスオーヤマのミニメタルラックを二つ繋げて、ベッドにちょうどいい大きさにしただけです。キャスターは四隅だけにしてあるので、二つ向き合わせてつなげている部分には、分解した手作りケージで使っていたスチールの補強板みたいなものを使ったりしてます。あとは、周りを家にあった100均のワイヤーネットを結束バンドで留めて、乗せたベッドや布団がずり落ちないようにしただけです。

夜中に寝返りしてあげやすくするために、布団の隣にチコ布団を敷いて寝るようになりました。私が起きて行って寝返りさせようとするときは、いつもチコは起きていて首をもたげている状態でした。こうして隣につれて来てあげてからは、ちゃんと寝ていることが多くなりました。私が不眠なので深夜にDVDやジャパネットを観ていたりするのですけど、トントンしてあげたり、時々撫でてあげていると誰かが側にいるんだと安心するのでしょうか、首を上げていることが少なくなりました。

移動ベッドを作っている間は、和室にチコ布団を敷いて寝かせていましたが、この首…凝らないのかしら…。抱っこしていてもよく曲がっています。

出来上がりました。これで部屋の隅っこに寝かされているよりも、みんなのいる場所の近くにいられるし、息子達もちょくちょく触ってくれたりするので寂しく無いんじゃないかなと…。

お母ちゃんも側にいるからね!台所にも近いから、ご飯作りながらちょっと首を曲げればチコが見えるし。

ロープとご飯にだけは良く反応します(笑)。食欲はまだしっかりあります。
立派なんこも出ます。

寝てるだけ、時々首をもたげてぽや~~ん…としているだけ。寝ている以外は、薄目を開けて一点を見つめているだけのチコ婆や。そんな婆やには、いろいろ聞きたいことがあるよ。
どこか痛くないかな、嫌な事は無いのかな。してほしいことは無いのかな。
わんこは言葉が無い分、態度や表情で訴えてくれますが、ここまでの老犬となると何を考えているのかお母ちゃんにもわかりません…
寝ている姿を見ていると、正直な気持ちとしては、夏まで持つんだろうか…なんです。でも、ご飯の時間になって口元に器を持っていくと、勢い良くガツガツ食べてくれる。スポイトで水を流し込んでいると、ゴクンゴクンと喉を鳴らして力強く飲んでいる。
こんな生活になってしまったけれど、チコにはまだ生きたい意欲があるのだろうか。
何とか食べてもらいたくて、買い物に行けば少しでもおいしそうな感じのフードを選んでみたりしているし…痛くて苦しくないのなら、できるだけ側にいてもらおうという気持ちでいます。

チコがいなくなった時の事をを考えることが増えたこの頃ですが…
今の自分はチコが居てくれていて、動かされているようなものです。ダー様にも言いました。『私が病院通いばかりになって、家に引きこもるようになって、どれだけチコマルに慰められたかわからない。マルは恩返しも何も受けないで逝ってしまった。その分、チコには一生懸命になっちゃうんだよね』と。わんこの世話は一切しないし、可愛がる素振りも全く無いダー様ですが、それなりに気持ちはあるようで…移動ベッドを作った後にいつもの場所にチコが居ないので、『あれ?チコはっ?』と慌ててました。

そんなこんな日々です。チコの寝姿に不安になり、力強く食べてくれる姿に安堵し…一喜一憂の毎日です。老犬介護をがんばっている人たちはみんなそんな毎日だと思います。
とにかく、やるしかないのよね。できるだけ側に居て、安心させてあげて、おいしいご飯を食べさせてあげて満足させてやりたい。今はそんな気持ちで精一杯です。

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