チコとの残された時間
チコ、あまり良くありません…もう自力で立つのは出来なくなりました。おトイレタイムも歩行補助してあげても、後ろ足がモデル立ちのようにクロスしてしまい、自分で動かそうとしません。半分吊るしてる私らの方がわき腹が痛くなるような姿勢になるので、こちらが根負けしてしまってトイレタイムに長く付き合えません。
もう、お外でトイレも難しいのかな…。今日の深夜3時過ぎにしたおしっこは、40時間ぶりのものでした。おしっこの間隔が長すぎ…。何かサプリメントなどをあげたりすると、お腹がゆるくなってしまい、チコ自身も、後始末する人間のほうもヘトヘトになります。
今のチコは、意識が朦朧としている感じに見えます。横になっても状態を反らし、顎を上に向けた妙な姿勢で寝ます。起きていても身体が言うこときかないみたいです。
オムツをするとき、オムツカバーを付ける時、ご飯を上げるとき…全てにおいて身体が右にまがってしまうので世話をするのも一苦労。ほっとするのは、ご飯はちゃんと食べてくれると分かった時。お水も良く飲みます。
後は、ほとんど部屋の隅で横たわり、身体を反らし、前脚を弱々しくパタパタさせて『はぉ~ん、はぉ~ん』と鳴くばかり。
こうなってしまうのは、狂犬病の接種を猶予してもらった時に獣医さんから言われて覚悟はしていたつもりではありますが、もっと先の出来事だと思ってました。
この1週間ほどで、日に日に様子が変わっていきました。
今日、明日どうこうということではないと思うのですが、これで食欲がなくなってしまったら、チコとの残された時間はわずかなものになるのではないかなと思います。
世話をする私が、息子たちの前で『今年持たないかな…』と言うようになりました。長男は返事をしませんが、次男は小さく『うん…』と答えます。
痛そうに、苦しそうにしていないのが幸いです。
チコには延命を望んで色々することは考えていません。マルの時に思い知ったから…。
明らかに苦しんでいる様子なら無条件でつれていきますよ。
でも、チコは穏やかに寝息を立てて横たわってます。
チコと残された短いかもしれない時間を、チコが苦しまずに穏やかに天寿を全うするまで見守って世話をしてあげたい。
去年、私が体調を崩し療養生活になり、どんなにかワンコには精神的に助けてもらったか分かりません。カーテンが開けられず、真っ暗な時間になるまで電気がつけられない精神状態のなか、マルはいつもそばにいてくれました。チコもロープをくわえては持ってきて、遊びを催促してきて笑顔をくれたものです。
去年の年末にマルが急逝し、チコが急激に衰えてきて…去年に引き続きまた大きな試練があるのかも知れない状態の今、取り乱さないように覚悟しておかないと。
チコは今頑張ってないけれど、穏やかに寝ています。
時々目覚めてはフンフン声をだすけれど、意識ははっきりしてない感じ。意識がはっきりあると感じるのはご飯の時だけ(笑)。
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コメント
とっても心配ですね。
でもご飯を食べるなら まだ大丈夫ですよ。
大丈夫って信じましょう。
ワンコの生命力って凄いって聞きます。
それも信じましょう。
チコちゃん 頑張れ~
投稿: 小太郎 | 2010年10月25日 (月) 14時38分
チコちゃん ファイトです!
ともさんもファイトです
まだまだ食欲があるみたなので
大丈夫!
チコちゃんパワーできっと元気になるよぉ
みんなこのブログを見守ってるから
毎日に覗きに来て、様子を確認して
チコちゃんともさんが元気になるように
祈ってます
投稿: アリンのママ(モコ) | 2010年10月25日 (月) 14時48分
★小太郎さん
こんにちは(^^)
励ましをありがとうございます、チコはご飯のにおいにつられてパッチリ目を開けてご飯を完食しました(笑)。でもその後はまた寝てばかりですが…
チコの生命力を信じてまだまだ一緒に居てもらわなくては!飼い主がへたれちゃダメですね
★アリンのママさん
ありがとうございます~
さっきの食欲を見て少し安心しました。
ちっこい身体に秘めたチコパワーを信じてお世話します。
また後で大丈夫って記事をださなくちゃ(笑)。
元気コメントありがとうございます!
投稿: ともちん | 2010年10月25日 (月) 16時52分
はじめて、お邪魔します。
ともさん、がんばっていますね。
チコちゃんも。
ともさんは、多分、私と同じ年頃ではと思いました。
そして、今の時期、気圧の変化で、かなり、体調が、お辛いのではありませんか?
私もともさんと同じ状態の時に、マルのメイにたくさん助けられました。
恩人?のような存在です。
今は、落ち着いていますが、14歳で、様々な病気を重ね持って、闘病中です。
危機的状況の時も先生に、食べているうちは、大丈夫!と言われました。
急激に衰えている状態なら、犬用のごはんの必要性は、ないと思います。
人用のプリン、アイスクリームを溶かしたもの、カロリーメイト、ポカリスエットのゼリー、
高カロリーで お口に合うものはいかがでしょうか?
チコちゃん、ともさん、とってもがんばっていて、すごい!
えらいですよ~
投稿: えり | 2010年10月25日 (月) 16時52分
あまり芳しくないようですね
すごく心配です
チコちゃんママのお気持ちも痛いほど伝わります
覚悟しておかなきゃいけない老犬を持つ私も
心で判ってるつもりでも実際は・・・・
ボンヤリとしか考えられなかったり
現実に目を向けれないのが現状なのかも
ウチの婆さん犬(18歳)も秋になってからオシッコの回数がすごく減り受診したのですが特に異常は見られませんでした 医者の見解だと老犬は24時間に一度出るようであれば大して心配しなくて良いとの事
ただ「したくても」「したそうな素振りをしても」出ない時は放置してはいけないそうです
又、チコちゃんとは別かもしれませんが後ろ脚をクロスさせたまま動けない症状は婆さんにもみられました
痺れからくるもので痛みを通り越した状態みたいです
歳を取っていればある程度は仕方ない事なのかもしれません 飼い主としては痛みが伴ってないというだけでも救われた思いでした(これに関しては痺れを取るサプリを与えることでだいぶ緩和しました) 同じく頭を傾げる?傾けたまま平衡感覚を失ってしまい上手く歩けない事もありました(右に傾いた上体で同じ場所をグルグル回って歩くみたいな・・・)が診せた結果、耳の掃除をしたんですね ハサミに消毒液みたいなものを含ませた脱脂綿みたいのを巻いてクルクルっと・・・そしたら嘘みたいに治って。それからは再発してません
何か参考になれば良いのですが・・・
延命に関する考えは私も同じ考えです
もがき苦しむようなら別ですが穏やかに穏やかに旅立ってくれる事が飼い主として唯一の救いですものね
苦しむ姿は見たくありません
何もしてあげられずもどかしいばかりですが遠くから毎日チコちゃんの事を祈ってます
お母さんも無理なさらずに、ね
私達、家族がちゃんとしててあげないと、ね
投稿: ふんママ | 2010年10月25日 (月) 16時59分
★えりさま
はじめまして、ようこそいらっしゃいませ
私は昭和41年丙午生まれです(^^)。そうですね、気圧には結構敏感で、雨の前は頭痛が良くおきます。季節の変わり目もあまり調子が良くないです。
ワンコって、飼い主の情緒不安定、体調不良をいち早く察知してそばにいてくれるんですよね。私が体調を崩す前は自宅に心身ともにヘトヘトになって帰っていたので、帰宅したからはずーっとマルがそばを離れませんでした。14歳のメイちゃんも頑張ってますね!いたずらっぽい眼差しが可愛い(^^)。こちらからもお邪魔させていただきますね。
食欲は大ありでほっとしているところです。以前はあまりおやつをあげていなかったのですが、最近は食べやすいのならと思って、色んなものをあげるようになりました。全部ワンコ用ですけどね(^^)。ゼリーはお気に入りみたいです、あとプリンも。カロリーメイトという手もあるんですね。いざと言う時は参考にさせていただきますね。ありがとうございます!
★ふんママさん
こんばんは~。
ご心配おかけしてすみません…一日に3回ご飯を上げているのですが、お昼も夕飯もガッツリたべてくれたので安心しました
10年以上一緒に暮らしてきた小さな命ですが、私たち家族の歴史に深く刻まれる大きな存在です。もし居なくなったら…そう思うと本当につらいですね。実際にマルを去年失って…一日たりとも思い出さない日はありません。毎晩マルのお骨の入ったカプセルをぶら下げた、マルの付けていた首輪を枕元に置いたり、握ったりして寝ています。いつも一緒に寝ていたので…
残念ながらチコも老い先短いようですが、どこまでしてあげられるか…経済的な余裕は全くありませんが、愛情だけはあふれるほどにあります。手をかけてあげられるだけのことはしてあげたいと思ってます。
確かにチコは足先がしびれているようです。つま先も拳のようにしてしまうのです(わかるかな?)。脳の障害なのか、痴呆の症状なのかきっちり調べたいのならば痛みを伴う検査は避けられないそうです。それでチコの精密検査は止めることにしました。とにかく痛くなく、苦痛を伴わないことを最優先にしてあげようと、マル亡き後に決めたことです…。マルは動物病院の処置台の上で亡くなった様なものですから…きっと心細かったろうと思います…
いつもあたたかいコメントをありがとうございます。とても励みになっています(^^)
投稿: ともちん | 2010年10月25日 (月) 22時01分
食欲があるようで安心しました
食べれなくなるとさすがに焦りますもんね
あの手を拳みたいにギューーーッて丸めちゃうアレですよね?ウチの婆様も寝起きは特にやっておられますよ
暫く放っておけば戻るのか・・・うん、戻ってスタスタ歩いてます
ホントね~ 有り余るお金と時間があれば色んな可能性を試してアレコレ検査というのもあるんでしょうけど我が家は住宅ローンに中1、小6、年長幼児の3人の子供がいるもので婆さんの医療費もピーピーの状態なんですよ(笑)だから最低限の事しかやってやれません
サプリも最低ランクの月2000円くらいのをあげたり・・・「ばぁさん・・・すまないね~ 金がもう続かないんじゃー」ってな状況ですもん(笑)
でもね、大枚叩いて最新の医療技術を受けさせる事だけがお薬にはならないんじゃないかって
チコだってフジだってそんなものより家族と美味しいもの時々、貰って眠くなったらウトウト寝て・・・こんな暮らしでも本当は凄く幸せなのかもしれないし
私は人間のエゴで痛かったり苦しかったりする検査は私だったら受けさせないな
夕飯後のチコちゃん見たら少し安心しました
頑張ろうねー フジコものんびり頑張っていくよー
チコちゃん大好きなふんママより
投稿: ふんママ | 2010年10月26日 (火) 00時49分
★ふんママさん
こんばんは~
今日もチコは元気にご飯もりもり、あとは寝てるだけ~(笑)
ワンちゃんはフジコちゃんという名前なのですね(^^)。確かに、高度な医療を受けさせるのがワンコにとって幸せなのかどうか…。どんなに手をかけてあげても、最後は帰りたかった家族のもとではなくて、病院の処置台の上で…マルには本当にかわいそうなことをしたと思ってます。チコにはちゃんと自宅で、私たちのそばで旅立たせたいと思ってます。
今日はこちらは寒くなりました。これからは夜も暖かくして寝冷えしないように気をつけてあげましょうね(^^)
投稿: ともちん | 2010年10月27日 (水) 22時10分