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2010年1月

2010年1月30日 (土)

マルの月命日

初めての月命日。早いものです、あれから一ヶ月もたってしまったんだ。

昨日、買い物に行ったときにお花屋さんに頼んだアレンジメントです。コンパクトにまとめてくださいとお願いしました。母が持っていたマルの写真を見せて、私が好きなガーベラを中心にして後はお任せで。

可愛く作ってもらえてよかった(^^)。

マル、お兄ちゃんが(次男坊)美味しそうなマドレーヌを買ってきてくれたよ。いっぱい食べていいからね。本当はケーキをお供えしてあげたかったんだけど、お兄ちゃん(長男坊)が留守でケーキ屋さんに連れて行ってもらえなかったの、ごめんね。

お母さんが自転車に乗って、ぱーっと買い物に行かれればいいんだけど、どこかで目まいを起こしてひっくり返ると、皆に心配かけるからさ~。また今度のときに美味しそうなお菓子をお供えするからね。

こうして色々置けるように、急遽買った棚ですが、置いてあげる御花の高さが限られちゃうのよね…。せっかくのアレンジメントのチューリップがぶつかっちゃってます。何か考えないとね…もっとお花を置きたいし…

さて…今日もチコは大騒ぎかなぁ…夕べも一晩中うるさかったんだよ。今日はチコが大人しくなるように言い聞かせてくれるかな、マルちゃん…

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2010年1月28日 (木)

お膝が寂しいよ

マル、今どこにいるのかな。

もしかしたら、家の中にいて、皆のそばに居てくれてるのかな。

毎日朝ごはんのときに食べるリンゴをむいていると、マルが足元にいるような気がして見ちゃうんだよね。そこにいないと、もうちょっと後ろの、台所の入り口付近に目が行くのよね。リンゴをサクッ…て半分に切っただけで、振り返るといつもマルのギラギラ視線がこっちに向いていた楽しい日々。もう、いないんだよね…

お母さんは毎晩、マルの首輪を枕元に置いたり、手に握って寝ています。お母さんのお布団の隣にはマルの祭壇があるから、何時でもそばにいるんだけど…それも見てくれてるのかな。寝るときには『お休み』、朝は首輪にチューをして『おはよう』って祭壇に戻してるの、知ってるかな?

マルがいなくなって、間もなく初めての月命日を迎えてしまいます。本当に、駆け足で、心の準備も何も無いまま逝ってしまったよね…。13年間何時でも一緒にいたのに、お別れのときはこんなにもあっさりなんだって…。毎日、チコの介護をしていて、マルの介護はどんなだったろうな~って思う事が多いよ。チコが毎晩夜鳴きをしているけど、マルの夜鳴きってどんな声だろうね、可愛い声だろうな…って、昨日下のお兄ちゃんと話したんだよ。聞いてたかな?

最近、寂しい気持ちが強くなってきて、涙が出る事が多くなりました。最初の頃は、マルが手術を受ける直前の不安そうにお母さんを見る目、手術後に迎えに行ったときに、痛くても頑張って立ち上がってお母さんに抱かれようとしていた姿、入院先の動物病院に置いていくときに、獣医師さんに抱かれて哀しそうに見ていた顔、そして、最後の日のマルの涙と、見送ってくれる顔と、最後に処置台の上で救命処置をとられていた姿…そればかり思い出していたけれど…この何日かは、生きていてはつらつとしていたマルの姿が思い出せるようになり、一日に何度も涙が出るようになったよ。

マルは、どこかで生まれ変わったのかな?また、このうちに戻ってくる日がやってくるのかな?お母さんは、今ものすごくマルに会いたいです。触りたいです。毎日、ご飯を食べるときは、マルがお膝に乗ってもいいように、コタツ布団を平らに整えてしまいます。そのたびに『いない』って思うんだけど、それでも毎回乗ってもいいようにしちゃうんだよね。

49日が過ぎたら、マルはこのうちからいなくなるのかな?本当に天国へ行かれるのかな?そのときには、今以上に寂しく悲しくなるのかな。

毎日、お母さんはパソコンでワンコのブログを見て回ってます。マルチーズのブログがすごく多くてね…何だかマルに会えるような気がして、毎日毎日マルを探すかのようにしています。

もっとたくさん一緒にいたかったよ。本当に寂しい。どれだけマルはお母さんに元気をくれていたのか、思い知る毎日です。

お母さんにたくさんの元気を幸せをくれていたけど、マルは幸せだったのかな。うちの子で本当によかった?マルと話しができたらいいなぁ。

パズルを入れてたフレームを使ってマルいっぱいの写真を印刷してみたよ。物足りないわ~…デジタルフォトフレーム、買おうかなぁ…

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2010年1月25日 (月)

恐怖の夜がやってくる…

年末にマルが亡くなる直前あたりから、チコの夜鳴きが本格的になってきました。最初のうちは声にならないかすれた息づかいで『はぉ~ん…』の繰り返しでしたが、今年になってから『ギャンッ!ウォォォ~~~~~~ン!』と絶叫に近い夜鳴きになりました。

気のせいか、最近は『おかん!おかん!おかぁちゃん!』という呼び声に聞こえるようにもなりました。

絶叫が10秒ごとにという感じ…それが延々と続くんですよ…

ダー様は出張が多いし、いたとしても早く寝てしまい、寝たら地震でも滅多に目覚めないので夜中の大騒動はほとんど気が付いていません。息子たちは二階で寝ていても結構うるさく感じるようですが…でも、チコに一番近い位置で寝ている私にはたまったもんじゃありません。

寒いし、眠いし、眠りたいのに眠れない辛さ…息子たちの夜泣き以来の辛さかもしれませんわ。

最初のうちは抱いて布団に連れてきて、添い寝してあげれば静かに朝まで寝てくれていたんですが、最近は布団に連れてきても鳴く事があり、チコの必殺技『鼻水飛ばし』の被害にあうし、暴れて鼻に頭突きをくらって深夜に鼻血ぶー…

母:寝なさいっ!(布団で抱き押さえ込み)

チコ:ブーッ!(鼻水噴射)

母:寝ろっ!(チコをあっちに向かせて背後から抱きかかえ寝)

チコ:ゴツン!(必殺後頭部頭突き)

母:鼻血、歯茎から出血…

なかなか壮絶な夜の攻防戦が繰り広げられてるんですよ。

でも、最初に布団に連れてきたときはほとんど素直に寝るんです。そのときチコの足先は冷たいんです。小刻みに震えてるので寒かったんだろうなぁ…って。背後から抱きしめる形で寝てると、大人しく可愛く寝てくれるんですけどねぇ…

せいぜい2時間がいいところかな。後は『起きたいの!』になると、布団の中で暴れだし…上記のような攻防戦へとつながるのですよ。こりゃ~当分続くな…

昨日、一昨日は大騒ぎで、どうなだめても駄目。作った寝床には閉じ込めず、少しは歩ける場所を空けてやって寝ましたが、あっちで座り込んで鳴き、こっちで倒れこんで鳴き…寝床に戻れても鳴き…

今晩もかしら…せっかくお薬が効いてきて不眠から脱してきたのに~。

換毛期だったら布団が大変な事になりそう…毎日ガムテープでペタペタ毛取りかなぁ…。

マルは13年間、毎晩欠かさずに一緒に寝てました。毎日私の腕枕、冬は布団に入れて欲しくなると寝たふりするお母ちゃんの頬を前足でツンツンしたり、冷たい鼻を押し付けて催促してきてました。それが可愛くてねぇ…晩年は、布団に入ると必ず私の手のひらを舐めながら眠りについていました。しかも、私の手のひらにマルの肉球をピッタリ合わせて…

チコではそうはいきませんが、抱いて添い寝するとそれなりに抱き心地は良いです。安心して眠ってると鼻と鼻がくっついた状態になって、なんだか気持ちが和みます。数時間後には母VSチコの攻防戦が始まりますが…

まだまだ老犬介護は始まったばかりです…


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寝不足続き(携帯から)

寝不足続き

オムツつけたチコばあちゃん。徘徊しまくってもちゃんと寝床にたどり着いてスヤスヤ…
あの~、チコさん?夜もそうやって安からに寝んねしてくれないかしら?毎晩激しく夜鳴き…ダー様や息子たちの仕事や授業に差し支えないようにと、夜中に10回以上起きてなだめたり、自分の布団に入れて添い寝してるお母ちゃんは寝不足だよ。2日続けて1時間位しか寝られてないし!今晩は寝かせて~~!

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2010年1月20日 (水)

老犬介護~まずは工夫から…その1

いつまでも湿っぽい記事は自分にも良くないと思うので…そろそろチコの介護日記でも始めてみようかと思います。体調によっては頻繁にはできないと思いますが、ネット日記更新してないと気分的に浮上しないので、無理の無い程度にやっていこうと思います。すっかりお弁当日記はアレですが…一応作ってます(笑)

さて、チコは13歳と10ヶ月となりました。去年の秋ごろから急激に足腰が衰え、行動におかしなところが増えてきました。一番感じたのは、目が見えてないのかも…と、表情や感情が無くなった事でしょうか。尻尾も振らなくなりました。あちこちに鼻先をぶつけて先に進むようになりました。おかしいと気が付き始めたころは、見えるのはぼんやり程度だったのでしょう。でも、今現在はおそらく全く見えてないと思います…

これは2009年の12月のクリスマス前くらいの写真です。マルがまだ生きてましたね…

2匹で一緒に写真に納まることが滅多に無かったんですが、掃除機をかけるんで2匹の寝床を移動させた後に偶然良い感じの距離でのツーショットが残せた貴重な写真です。ブログのタイトルには別の画像を使ってあります。

チコは全く見えてないと思われるのですが、なんとなくマルに話しかけてるような感じに見えますね(笑)。実際はマルは小さく唸ってましたが(笑)

冷え込みのおかげで、朝のトイレタイムの後はストーブ前で一緒に暖を取るチコマル。マル亡き今はチコの特等席です。目が見えて無くても、この場所にはしっかりたどり着くんですよね。

さて、すっかり老化してしまったチコは粗相してしまうことが増えました。朝起きたら寝床周りがオシッコで汚れること数回…これは何とかしなくては。寝床の場所は変えられないので、寝床近くにあるカーテンとコタツ布団をオシッコ汚れから守るために、いろいろ工夫してみました。

なぜバスマットなのか…。この上に乗ると温かいのです。クッション性もあるし、寝床から出るときによく転ぶので、痛くないようにね。バスマットの上にはオシッコを吸収するためのオシッコシートを敷きました(画像は敷く前)。コタツ布団とカーテンの方にオシッコが流れて汚れないように、横にも洗濯ばさみをつかって工夫しました。

結束バンド、便利です~。

買ったばかりの寝床…かがんで入るのがうまくできないみたいなので、思い切って撤去(マルが気分で使えるように和室に置いたんですが、亡くなってしまい数日で用無しになってしまいました…)。チコが跨いで入らなくてもいい様に、寝床に行かれる様にしてあげました。

周りのアルミの色が寒々しいのですが、手で触れてみるとほんのり温かいのです。私の両親宅からもらってきました。

こんな使い方でホカホカになるとは思えませんが、天井からなんとな~く温かい感じがくればいいかなぁ…なんて。一昨年買った800円ほどの平型アンカです。

※今年になってから平型アンカは撤去しました。チコが中でごそごそすると頭に当たるんです。現在は切ったバスマットを天井のネットに紐で括ってあります。頭がぶつかっても痛くないようにと、防寒のためです。

ダー様が買ってきたリンゴの箱を再利用。

ちょっと大き目のひざ掛け程度の毛布。

いろいろ用意しました。オムツは日常的には使ってませんが、いつでもそうなってもいいように。老犬介護のブログなどを見ると、人間の子供のオムツを使う方がいますが、チコには合いませんでした。腰はずり落ちるし、尾を出すために切り込みを入れたら、中から粉がボロボロ…。64枚入りの人間用のオムツは、高校時代の友人の赤ちゃんへと即配送しました(笑)。

さすがに隠さないとねぇ…

マルがいなくなってしまったのでペットヒーターが余ったんです(泣)。有効利用させてもらうよ、マル…。

こうして、チコの介護スペースは2009年のクリスマス前に作られたんです。チコの寝床と並べてたマルのメインの寝床は撤去されました。マルはどこででも寝られる子だったから…。ソファの上にも寝床があるし、息子たちの膝の上や…夜は私と一緒だから…。ここはチコの専用スペースなんだよ~。意地悪しないでね~…なんて。マルの居場所をなくしてしまったのがいけなかったのかなぁ…はぁ…

やさしくしてあげてね~…なんて声かけしてたんだけどね…。

ご飯が食べやすいように高さのあるスノコを利用してたのですが、滑り止めを使ってあげても、食べてる最中に落下することが何度もありました。こうしたら、落ちなくなって食べやすくなりました。

その後使ってみて…箱の隅が崩壊しました(笑)。新たに工夫をして…

生まれ変わりました(笑)。100均のかごを切って、紐でスノコと合体させました。食べさせるときは新聞紙を敷いて、食べ残しが隙間から床に落ちないようにしています。

100均のネットはすごく便利です…とはいっても寝床周りの大きさのネットになると100円じゃなくて210円だったかな。それでもホームセンターとかで買うよりもはるかにお安くあがります。

その後もいろいろとネットを利用してますので、また次回に…

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2010年1月10日 (日)

マルのお葬式

昨日はマルを含めた約50ほどの動物たちの合同葬儀供養式があり、参加してきました。長男坊が一緒に行く予定でしたが急遽駄目になり、私の母と一緒に、マルのお骨を抱いて行きました。

早く着きすぎてしまい、待合室に飾ってある、ここで火葬や埋葬をお願いしたであろう動物たちのスナップ写真を眺めて過ごしました。飾りきれなくなると、ちゃんとアルバムにして残してくれているようです。

マルの写真を持ってきたので受付に渡すと、ちゃんとラミネート加工をして飾ってくれるとのこと…。

とても立派なお寺です。自宅から車だと30分もかからない程度。山に近い場所なのですごく寒かったけれど、空気がきれいで景色も良いです。

供養式の時間が近づくと、祭壇に次々とお骨やお花が置かれていきました。

マルはここに…。受付で可愛いアレンジフラワーが買えたので、メッセージを書いてお骨の隣に置いてもらいました。

お坊さんにちゃんとお経を上げてもらいました。途中で今日の供養式にあたる子たち全ての名前が読み上げられました。『○○家~愛犬~マルの霊~ゴニョゴニョ…』と。良かったね、マル。ずいぶん駆け足で逝ってしまったので、ちゃんと行くべき場所に行かれるか心配だったけれど、今日はちゃんと虹の橋のところに行かれたよね?

埋葬はまだお願いしていないので連れて帰りました。お骨に執着するのは、亡くなった子に良くないと聞いているので、暖かくなる前には合祀墓地に埋葬をお願いするつもりです。

帰宅して、まず直ぐにチコのお世話です。ご飯を食べさせて(腰を抱えて)、トイレをさせて…それからマルをいつもの場所に戻してあげました。供養式のときに一緒に置いてもらったお花も一緒に…。リンゴは毎日取り替えて、フードもてんこ盛り…

マルの写真のところに、母が作ったスワロフスキーのマルチーズをぶら下げてあります。今度はもっと大きいビーズで置いて飾れるマルチーズの作品を作るそうです。そのときはまたこの場所がにぎやかになりそう。

携帯には、ずっと前からマルがモデルの作品をつけています。母は『こんなの作ってしまったから早く逝っちゃったのかな』と気にしてましたが…運命なんだろうと思います。

良性にせよ、悪性だったにせよ…手術しようが、しなかったとしても…マルはあの日に天使になる運命だったんだと思います…というか、そう自分に言い聞かせているような気もしますが…

何だか、自分に腹が立つくらい涙が出ないのですよ。亡くなった日、火葬した日、翌日の元旦にはめそめそしてましたが、その後は…一瞬たりとも頭からマルが離れないのだけど、涙が出ない、泣けない…何ででしょう。あんなに可愛がり、大切にしてきた娘なのに。マルに夢にでも出てきて欲しくて、夜寝るときは枕元にマルの首輪を置いてるんだけど、出てこないし…。思い出すのは、マルの最後の大粒の涙と、振り返って見てしまった大きな眼で私らを見送る姿です。

今日は、和室でマルの見えるところで、明日に成人式を迎える長男坊のスーツのYシャツをアイロンかけしていました。息子たちが幼稚園の頃にチコとマルを迎えて…ぐれもせず、やさしい息子に育ったのはチコとマルのおかげでもあるんだろうなぁ…と考え出したら、久しぶりに涙が出て止まりませんでした。時々、ぶわっとこみ上げる時だけ涙が出るんだよね…。

まだまだこれからも気持ちは不安定だろうと思います。我に返って用事ができるのは、チコが居てくれるからかも。目が見えなくなってしまい、耳も遠くなり、毎日部屋の中を徘徊…夜は夜鳴きで大騒ぎ。それでも、昔のつんけんした気位の高いチコとは思えないほど、温和なおばあちゃんにワンコに変わりました。抱くなんて絶対にさせてくれなかったのに、今じゃ毎日私と息子に抱っこされて、トントンされて…可愛さ倍増になりました。

チコちゃん、マルの分も長生きしてね。マルにできなかった分、たくさん介護してあげるからね。寝たきりになってもいいよ、ちゃんと面倒みてあげるから。

たとえ余命が短くとも、マルには自宅に帰ってきてもらって、精一杯介護してあげたかったよ…最後に冷たい処置台の上じゃなくて、温かいベッドの上で見送ってあげたかった…それをしてあげられなかった事が、本当に残念です。

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2010年1月 5日 (火)

マルの大粒の涙

早いもので、マルが亡くなってから明日で一週間です。

喪失感は大きいものの、チコの世話に追われる日々なので、辛うじて酷いペットロスには陥っていません。

12月30日(水)、マルは午後3時過ぎに入院先の動物病院で、緊急処置の甲斐も無く息を引き取りました。

12月27日(日)の夜7時過ぎに、アイロンをかけていた私のそばに来て、座っている私のひざの間に入り込んできました。ホットカーペットがついていて、マルには私の上着をかけてあげていたのに酷く震えていました。仰向けにして身体の様子を見てみたら、おなかの皮膚がやけに白く見えました。歯茎、目の裏、耳の裏も白く、明らかに貧血だとわかりました。お腹も張っているような感じで押さえると息苦しそうな声を漏らしていました。

夜9時から開く、夜間の動物病院に駆け込み診察…血圧が低すぎて血液を採るのも大変な状態でした。その後検査の結果、レントゲンと超音波で脾臓辺りに大きな腫瘍ができてるのが見つかり、胃と腸を圧迫していると。とりあえず、その日は朝6時ごろまで夜間病院に預け、静脈点滴とのことでした。

しかし、朝方3時半に夜間病院から電話…身震いするほどの恐怖心が湧きました…

マルの様子が連れて行ったときよりも悪化していて、血液検査の結果も悪い。もしかしたら、すでに脾臓が破裂して腹部に出血が始まっているかもしれない。緊急手術をするかの判断をしてほしいと。

ダー様、息子たちを起こし、朝4時前には家族全員で病院に到着。

  1. すぐに脾臓摘出手術を受ける…ほとんどの場合が血管肉腫という悪性のもの。破裂していたらお腹にがん細胞が広がってしまい、術後の余命は一時回復して自宅に戻れても1ヶ月ほど。でも、良性の可能性もある。
  2. お腹を圧迫して出血を止める…運良く止まっても、腫瘍は残り、いつ破裂するかわからない。
  3. このまま、何もせず、自宅に連れて帰る…余命は1~2日ほど。

15分から20分くらいの間でどうするかを選択してほしいと…。どうしたものか…うろたえましたが、皆の意見を聞きました。

ダー様は、一番触れ合って可愛がっていた私の意見を尊重する。長男は苦しい思いをさせても余命短いならば、痛い手術はやめてあげたい。次男は良性かもしれない希望にかけて手術したいと。時間はありませんでした、気持ちはぐらぐら揺れました。圧倒的に悪性が多く、術後も苦しいと聞けば『連れて帰る』と言ってしまったし、『小型犬の老犬は心臓が悪くなる子が多いのに、マルはとてもきれいな心臓をしていて雑音もしてなく、手術に耐えられるかも知れない』と言われれば、イチかバチかの希望を込めた手術を希望するか…

マルは意識が無く、ぐったりしているのかと思いきや、意識ははっきりしていて尻尾もブンブン…しっかり生きている姿を見たら…たまらなくなりました。結局手術をお願いして、マルに痛く苦しい思いをさせてしまったのでした。

28日(月)の早朝4時過ぎに緊急手術が始まりました。術後に獣医師さんと話しをしたときに、『よく頑張ってくれましたよ、本当に強い子ですね』と言ってもらいました。

手術後は近所の別の病院に入院となりました。夜間病院を後にするときに、獣医師さんから『がんばるだよ、しっかりね』となでてもらっていました。

28日、29日、30日…3回面会に行きました。2回目の面会のときは小さく切ったリンゴを夢中で食べて、前足フリフリのおねだりポーズが復活、開けた小窓から顔を出して甘えてきました。

そして、3回目の面会の日。亡くなる数時間前でした。その日は抱かせてもらえました。抱きながら、差し出したリンゴを食べようとするものの、口に含んでも噛めずに落としてしまいます。そのときに、マルの両目に大粒の涙がこぼれそうになっていました。『そんなに大きな涙出して~、どうしたの』と、バッグからハンカチを出して拭ってあげたんです。

獣医師さんは、『輸血後のショックも無く頑張りました。翌日の様子で食欲があり、血液検査の結果がよければ退院できます』と言ってくれてましたが、なんとなく『本当にこんな感じで帰れるのかな』という思いがよぎり、帰り際にマルの方を振り返ってしまったのです。2回の面会では振り返らずに帰ったんですが、最後の面会では…見てしまいました。マルは首を伸ばして大きな眼でこちらをじっと見ていました…。帰りたいと鳴かず、お願いのフリフリもせず…。

帰宅後、明日に帰ってくるマルが寝られるように寝床を整え、洗濯物を取り込んで、二階にある古布を探していました。マルの術後服を作ろうと思って探してました。そのときに電話がなり…『マルちゃんの容態が急変しました、今救急処置をとっています。今すぐこられますか?』と…。長男の運転ですぐに病院に行き、処置台の上で目を見開き、口に呼吸の管を入れられている意識の無いマルの姿がありました。もう、これ以上苦しい思いはさせたくなかったです。延命を断りました…

数分後に、バスタオルに包まれたマルを受け取り帰宅しました。『自発呼吸はすでに止まってるけれど、心臓は間もなく止まるでしょう…お力になれず、申し訳ございませんでした…』と。帰宅する車の中、私に抱かれている間に心臓が止まったのではないでしょうか…

マルの涙は、自分がもう帰れないとわかっていた涙なのかと思うと、本当に可哀想な選択をしてしまったのではないかと後悔の念が湧いてしまいます。心から可愛がり、愛しく思って一緒に暮らしていた愛娘・マル。最後の最後で大粒の涙を流させてしまう結果を作ったお母さんを恨んでないだろうか…。あまりにもあっけなく逝ってしまい、ちゃんと行くべき道を行かれただろうか、どこかに迷い込んで苦しんでないだろうか。

そう思うと、目の周りが熱くなります…ごめんね、マル。

翌日の大晦日には、わりと近いところにある大きなお寺の中にある犬猫墓地で家族立会いの火葬をしました。とても丁寧に扱ってくれ、お骨上げもきちんと形になるように拾ってくれました。ダー様が、分骨して持っていられる小さなカプセルを全員分買ってくれました。骨壷に収めるときに係りの方がティッシュに小さな骨を分けてくれました。家に帰りガーゼに包んでカプセルに入れ、大切にしまいました。

埋葬はまだしていませんが、もう少し家にいさせてあげて、暖かくなる前には同じお寺の犬猫墓地にて埋葬してあげるつもりです。

マルの尻尾の毛をもらいました。いつも手放さないものに入れました。マルはいつもすぐそばに居ると自分に言い聞かせている状態です。見えたら良いんだけど…聞こえたら良いんだけど…。いつの日かは必ず会える事を信じて、その日を楽しみにしていたいと思います。

自宅に帰った後は、ひとまず箱に納めてあげました。大好きなリンゴの入っていた箱…ほんのりリンゴの香りが残っている箱です。最後もマルらしい…。買ったばかりの服をかけてあげ、チコマルも一緒の家族全員の写真を納めました。

火葬のためにお寺に行く前に、お花を納めてあげました。私の両親が花を買ってきてくれました。前夜に私が写真にマル宛のメッセージを書いておきました。その後息子たちも書いて入れてました。

寝ているマルの耳元で『さや…(『紗』犬のおやつ)』と囁くだけで飛び起きて欲しがるくらい好きだった【紗】と、私の両親がいつもくれていたチーズも持たせてあげました。実際は火葬のときにマルの口元に置いてあげる形となりました。

火葬の前に、箱から出して直接火葬の台に乗せてあげるので、最後にもう一度抱きしめることができました。冷たくなったマルの耳とおでこに何度もチューをして、お礼を言い『またね、待っててね』を繰り返しました。さようならは一度も言ってません。必ず、また会いますから。

こういう方法は正しいのかわかりませんが…私なりにマルを想ってしてあげています。フードは山盛りのてんこ盛り、お水もいっぱい。大好きなリンゴ…。今後はバナナ、梨、みかんなど、マルが大好きだった果物を欠かさずに置いてあげようと思います。

待っててね、マル。いつか必ずお母さんはマルのいる虹の橋のところを通るから。お母さんを見つけたら全速でおいで!そこから先は絶対に離れることなく、一緒にいられるからね。いつになるかわからないけれど…待っててくれるよね。

チコは、何のことだか理解できてないと思います。13年間一緒に暮らしてきた2匹ですが、不思議なくらいお互いを意識しないでいました。ただの同居犬…そんな2匹でした。仲が良くも悪くも無く…不思議な間柄でした。

今後、このブログは間もなく次男坊が高校を卒業すればお弁当日記としては終了となります。でも、料理嫌い、苦手でも息子たちにこんなことをしてやれた思い出的なものとして残していくつもりです。ワンコとの日々も私の、家族の大切な思い出です。これからも、あまり湿っぽくならずに、老犬チコ婆ちゃんの明るい介護日記みたいにしていこうと思ってます。

私の体調は落ち着いてきましたが、今回このようなことがあって、数日間飲まなくてはいけない薬のことが頭からすっぽ抜けてしまって、飲み忘れが多くなったり…やる気がおきなかったり、だるかったり…体調に波がでちゃってます。チコのお世話で気は紛れますが…マルに見守ってもらわねば。

そして、マルの分も、チコには長生きして欲しい…と願いつつも、急激に衰えたチコの様子を見ると、もしかしたら今年も大きな試練が来てしまうかも…と感じます。精一杯世話をしてあげるつもりです。

居間のテレビの上にもマルの写真。皆の見えるところに、いつでもマルが居ます。

13年間、本当にありがとう。うちの子になってくれて、本当にありがとう。お母さんの事を、一番好きになってくれてて、本当にありがとう。また会おう、必ずまた会おう。待っててね!

クリスマス・イブの夜、ケーキの箱をテーブルに置いたらすぐに感づき、椅子に座ったら即効で隣の椅子に飛び乗り、そのまま私の膝めがけてジャ~ンプ!もっとたくさん、クリームを舐めさせてあげればよかったよ…今度はケーキを丸ごとお供えしてあげるね。いっぱい食べていいよ…

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